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【Slay the Spire】デッキ枚数、何枚が良い?各キャラの勝利時のデッキ枚数まとめ【攻略】
Slay the Spire(スレイザスパイア)、デッキ枚数についてのデータと考え方、デッキ枚数を生かしたプレイの実践例を、最高難易度を3000時間プレイした知見を元に解説します。
最適なデッキ枚数は?
状況次第。
なんて言ってしまうと「わかっとるわい!」というブーイング必至です。
なので、今回はリザルトからクリア時のデッキ枚数を調べてきました。
(各キャラ50~150ラン程度。全部やると疲れるので)
また、記録は全てアセンション20+心臓(A20H)のものです。
一般的に、高難易度で通用する戦法は低難易度でも使えるので難易度設定については問題無いと思います。
デッキ枚数への考え方
注意してほしいのは「デッキ枚数が膨らむのは、必要なカードを取っているから」であり「必要なカードを取らずにいても負けるだけ」です。
なので、「必要なカードを取っていったらデッキ枚数が多く/少なくなっちゃった」で良く、デッキ枚数に縛られて必要なカードを取らないことがあってはいけません。
無理なダイエットは禁物というわけですね。
だから、私の意見ではデッキ枚数は全く気にしなくて良いです。
状況次第で必然的に膨らむ場合があるし、勝てれば何しても良いので。
各キャラのデッキ枚数についての考察
各キャラの最低枚数クリア記録と、最大枚数クリア記録、そしてキャラクターによっての考えを記載します。
最小枚数クリア、最大枚数クリアのランは上振れランであることが多いです。
アイアンクラッドのデッキ枚数は何枚が良い?
クリア時の平均は30.21枚でした。
個人的にはこれは意外な数値で、25枚程度だと思っていました。
アイアンクラッドはドローに乏しいためあまりカードを加えることを好みませんが、道中を乗り越えるためのカードを取っていく過程でここまでデッキが膨らんでしまうようです。
後半戦に関しては「闇の抱擁」というドロー加速のパワーがあるので、ドロー欠乏症の被害を被りづらいのかもしれません。
また、最も多いデッキでは40枚、最も少ないデッキでは18枚でした。
サイレントのデッキ枚数は何枚が良い?
平均は33.50枚でした。
サイレントはデッキが膨れがちになります。
「バックフリップ」「アクロバット」のような優秀なドローカードや、1枚引いて、一枚捨てる系のサイクル効果が多いためですね。
最も多いデッキでは42枚、最も少ないデッキでは20枚でした。
ディフェクトのデッキ枚数は何枚が良い?
クリア時の平均では30.55枚でした。
ディフェクトもサイレント同様、ドローに優れています。
(「ヒートシンク」「冷静沈着」「スキム」等)
大量のドローをエナジーに変換できる関係上、サイレント並にデッキが膨らむと想像していました。
ディフェクトは盾鉾戦と心臓戦が辛い関係でデッキを小さくしないと苦しく、勝っているランではこのような数値になったと推測できます。
最も多い枚数では43枚、最も少ないデッキでは19枚でした。
ウォッチャーのデッキ枚数は何枚が良い?
平均は23.20枚でした。
無限ループに決め打ちする圧縮ウォッチャーが強い関係上、デッキの平均枚数が少なくなる傾向にあります。
圧縮ウォッチャーについては解説しているので、こちらもどうぞ。
参考:圧縮ウォッチャーのやり方
最も多いデッキ枚数は42、最も少ない枚数は8枚でした。
デッキ枚数を活用したプレイ
やや趣旨から外れますが、デッキ枚数を活用したプレイ例です。
初期手札は5枚、ターンごとに5枚ドローするので、以下のように活用できます。
デッキが一巡するまで何ターン?
例えば20枚のデッキは4ターンで1巡します。(20/5=4)
至極当たり前のことですが、ゲームをプレイしている最中には20枚のデッキは4ターンで1巡するという事実に中々気づきません。
何ターンでデッキが一巡するのか分かっていると、以下のようなプレイができます。
脱力サイクル
サイレントをプレイしている際、常に敵に脱力を付与し続けたいと思ったら、デッキが一巡するまでに必要な数の脱力を相手に付与できれば良いことになります。
例えば20枚のデッキの場合、4ターンぶんの脱力を付与できれば永遠に相手を脱力できるわけですね。
実際に相手を永久に脱力したいシチュエーションはあまり存在しない気はしますが、参考に。
ボスグレムリン相手の打点計算
高難易度をプレイするにあたって重要なのは、ACT1のエリート、ボスグレムリンへの対処です。
ボスグレムリンは3ターン目に24点で殴ってくるので、3ターン目の終了までにこいつを倒したいわけです。
この時点でのデッキは12~17枚程度なので、デッキを見れば3ターン目までに全力で相手を殴ったとしてボスグレムリンを倒せているかどうか計算できます。
ボスグレムリンのHPは85~90です。(アセンション20)
例えば画像のデッキであれば、以下のように考えることが出来ます。
(これは発火や弱体があるのでやや難しいが)
ヘクサゴースト相手の打点計算、ヘクサゴースト対策
これもボスグレムリンと似ていますが、ヘクサゴーストは8ターン目に「6×6」攻撃をしてくるので、8ターン終了時までに討伐する必要があります。
つまり、ボスグレムリンの時のように、8ターン目までに出せる打点を計算できれば、ポーションを切るのか、あるいはボス前にショップに寄って対策を探すのか、あるいはどのカードを強化するのか、といった意思決定が根拠の強いものになります。
参考までに、ヘクサゴーストのHPは264です。(アセンション20)
“本物”のカード
パワーや”廃棄”持ちのカードはプレイしたら無くなってしまいます。
デッキが何ターンで回るのかの計算をする場合は、パワー、廃棄をプレイし尽くした2巡目以降のカード枚数も計算しておくと良いです。
廃棄でも無い、パワーでも無い、デッキに残り続けるカードを「本物のカード」と個人的に呼んでいます。
例えばこのデッキは8枚のデッキですが、実際には「不動心」「猪突猛進」2枚、「アセンダーの厄災」「拒絶の掌」が燃えるので、本物のカードは3枚しかありません。
特にループデッキをする際に重要で、例えば圧縮ウォッチャーであれば“本物のカード”は8枚以下にしないと、ループが成立しません。
グランドフィナーレ
ACT1、全くシナジーがない際の「グランドフィナーレ」ですが、デッキ枚数を「5の倍数+2」にしておけば、運が良ければグランドフィナーレをプレイできます。
(蛇の指輪で開始ターンは7枚引き込むので)
例えばデッキが17枚なら、3ターン目に山札が0になるので、ちょうどよくグランドフィナーレを引き込めばプレイできるというわけですね。
ネオーのボーナスでカードを変化から「グランドフィナーレ」が出た場合、覚えておくと少しだけ勝率が上がります。
また、単純に山札、捨札を意識しておけば、「グランドフィナーレ」を運用することは想像よりは簡単です。
まとめ・おさらい
最高難易度クリア時のデッキ枚数を抽出したら、以下のような平均が取れた。
とはいえ、道中の状況によっては“カードを取らなければならない状況”が存在するので、デッキ枚数についてはあまり気にしなくて良い。
あとは、デッキが15枚であればボスグレムリンの打点計算が容易。
(なので、踏むのか、避けるのか、あるいは32点貰う前提で挑むかが選択できる)
結構長ったらしく書いていたつもりですが、まとめてしまえばこんなに短い内容でした。
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