クローンソフトを使って、OSを別のドライブに移行する方法【EaseUS Disk Copy】

HDDやSSDのデータを丸ごとコピーできるクローンソフト「EaseUS Disk Copy」を用いて、OSごと別のドライブに移行する方法を解説していきます。

僕は初めてのPCをBTOで購入しました。

しかし、OSがHDDに保存されており、SSDにOSやゲームを保存すると起動が早くなる!という噂を聞き付け、SSDにしたいなあと思っていました。

そんな時に出会ったのが「EaseUS Disk Copy」です。

EaseUS Disk Copy」はとても使いやすく、無料で使えるツールなので本当におすすめです!

こんな時にDisk Copyはオススメ!
  • OSの移行(クリーンインストールなど)が面倒だなと思う
  • 手動でコピーする手間を省きたい
  • PC初心者で難しい操作はまだ慣れない

HDDからSSDに面倒な手間なく換装したい!という方に、すごくおすすめなクローンソフトなのでぜひ使ってみてください!

目次

OSを別のデータを移行するための事前準備

データを移行するために、まずはクローン元とクローン先のドライブの容量を確認しましょう。

クローン元の方がクローン先より容量が多い場合、後述するセクターバイセクター方式が使えず、クローン先の中身がクローン元と一致しなくなる可能性があります。

ダメなケース

移行前のHDDの内部に保存されているデータが1TBだとして、移行先のSSDの容量が512GBとします。

この時、移行先のSSDの容量が、500GBほど足りない状況になります。

この場合には、大容量のSSDに買い替えるか、HDD内のデータを削除・別の記憶デバイスにデータを移行しましょう!

クローン先のHDD・SSDは、クローン元より容量の多い物を用意しましょう!

有料版と無料版の違い

無料版ではできないこと
  • システムを異なるPCまで移行
  • USBブータブル・システムを作成
  • Email通知、pre/postコマンド、オフサイトコピー、ファイル除外
  • Outlookメールのバックアップ/リカバリ

無料版では上記のことができません。

できなくて困るのは、「ファイル除外」設定くらいでしょうか。

無料版では、デバイス内の全てのデータを対象にクローンが作成されてしまいます。

そのため、事前にファイルを削除・別のデバイスに移動させるなど整理をしておきましょう。

無料版でも十分に使える人がほとんどだと思うのでご安心を!

詳しくは、公式サイトのこのページにて紹介されています。

EaseUS Disk Copyのインストール方法

EaseUS Disk Copy公式ページへ移動してください。

jp.easeus.com
EaseUS®製Windows用のディスクコピー・クローンソフト - EaseUS Disk Copy 【EaseUS(イーザス)公式サイト】最新のWindows 11にもご対応!ホームユーザー向けのディスクコピー・複製・クローンソフト、いずれのオペレーティング·システムに対応、1...

下記画像にある「無料ダウンロード」よりインストーラーをダウンロードします。

ダウンロードが終わったらインストーラーを起動し、指示に従ってDisc Copyをインストールしてください。

この時、インストール先をクローン先のドライブに指定しないようにしましょう!

ディスククローン作成方法

インストールし終わったら、「Disc Copy」を起動しましょう!

ソースディスクを選択しよう

「Disc Copy」を起動すると、上記のようなウィンドウが出てきます。

まずは、ウィンドウ左下の「セクターバイセクター方式コピー」にチェックを入れましょう。

これを使用することでクローンソフトがディスクのセクターを1つずつコピーするようになり、完全に一致したクローンを作成できます。

チェックが入っているか確認したらクローン元(ソースディスク)とクローン先のディスク(ターゲットディスク)を指定します。

この時ターゲットディスクのデータが全て消去されるという旨の警告メッセージが出ます。

  • ターゲットディスクは間違っていないか
  • ディスクの中に大事なデータ確認はないか

など、確認をしっかりしてOKをクリックしましょう!

「ディスクを自動調整します」を選択

ディスクの指定を終えると上記のような画面になります。

右上の選択肢は基本的に「ディスクを自動調整します」で大丈夫です。

ターゲットディスクがSSDの場合、左側の項目にチェックを入れましょう。

実行をクリックすると、ディスクのクローンが始まります。

クローンを作った後の注意点

クローンを作ったディスクを使用する前に、クローン元となったソースディスクは取り外してから起動するのがおすすめです。

無事起動できれば問題なくクローンが作成できています。

お疲れ様でした。

あとがき

EaseUS Disk Copy」は簡単な手順で中身の移行ができるので、かなり作業が楽でした。

全く同じデータなので、例えばクローンしたOSは本来必要なクリーンインストールをしなくて済む、など移行した後の手間も少ないのも良かったです。

EaseUS Disk Copy」は本当に使いやすいツールなので、データの移行に悩んでいる方はぜひ使ってみてください~

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この記事を書いた人

kanbatchのアバター kanbatch Writer

多趣味な何でも屋です。
主に後続の人が苦労しない様にノウハウをまとめることを好みます。
たまにYoutubeでも解説動画を投稿してます。

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