【原神】雷電ナショナルにおける夜蘭の使用感と常在天賦2のスナップショット

原神(げんしん)、★5キャラクター「夜蘭」(いぇらん)の個人的評価です。

今回は雷電ナショナル編成において行秋と比較した場合の使用感と、スナップショットの検証です。

動画版

前回に続き録画での討伐時間の比較をしたのでついでに動画版も作りました。

概ね、記事と同一の内容なのでお好きな方をどうぞ。

動画URL：https://www.youtube.com/watch?v=bd3PR9rMz84

夜蘭の常在天賦2のスナップショット

雷電ナショナルで使うにあたって香菱に夜蘭の常在天賦2のダメージバフ効果が乗ったら嬉しいなと思いましたが、これはスナップショットしないようでした。

雷電ナショナルにおける螺旋12-1後半の討伐タイム

今期螺旋12-1後半、遺跡エネミー2体相手の討伐時間は以下でした。
夜蘭(0凸,西風弓)入りナショナルのほうが2秒ほど速い討伐時間になりました。

（敵がバラけて登場しているため運の要素があったり、比較に良い条件とは言えないかも）

ローテーションの高速化

前回言及した行秋と夜蘭のクールタイムによる問題ですが、雷電ナショナルでも同じように、夜蘭はクールタイムが速いためローテーション(パーティ全体でのスキル回し)あたりの時間を高速化できます。

行秋のクールタイム問題

従来の編成で「雷電>行秋>ベネット>香菱>雷電>行秋>…」と回した場合、下の画像のように行秋のスキルCTが3秒ほど残ります。

なので行秋入りの雷電ナショナルの場合、以下のようにローテーションするのが良いとされています。

行秋のクールタイム待ちに香菱に粒子を渡すという方法を取っており、行秋のクールタイム待ちを完全な空き時間にしないという工夫です。

夜蘭入りナショナルの場合のクールタイム

夜蘭のクールタイムは18秒なので(行秋は20秒)、雷電の後、すぐに夜蘭を登場させてもCTが開けています。

なので、以下のようにローテーションできます。

これによりローテーション時間が短縮されるので、DPSが向上するはずです。

とはいえ、香菱の元素チャージ効率問題

簡単に計算したところ、行秋型の場合香菱は二回粒子を受け取れるため、香菱に必要な元素チャージ効率は172%になる計算になりました。

一方で夜蘭型の場合、香菱に必要な元素チャージ効率は221%になる計算でした。

(ちなみに夜蘭が西風武器の場合、194%まで緩和される計算でした。)

（雷電の連携攻撃による粒子のため、フィールドタイムをきっちり指定する必要があるので実際にはこれらの計算はやや正確さに欠けているかもしれません。）

なので、香菱の装備要求が高くなり、環境によっては運用しづらくなるかもしれません。

香菱に「漁獲」を持たせられる環境の場合は、元チャ砂+武器+αで230%には足りるはずです。

ちなみに今回の討伐速度比較では香菱の元素チャージ効率が余っているため、聖遺物のメインステータスを「攻撃/炎元素/会心」に変更しています。

行秋の耐久性問題

前回も言及していますが、行秋はダメージカット効果があるので敵の攻撃が激しい場合は有用になる可能性があります。

前回の12-2のアビス3体等に、ベネットのみで耐久面を補うような編成で挑むと即死することもままあります。

雷電ナショナルに行秋を抜いて夜蘭を入れる場合は敵との相性が色濃く出そうです。

ちなみに今期の螺旋12層はあまり攻撃が激しくないため、夜蘭入りナショナルで問題なく攻略できました。

まとめ

まとめると、以下のようになります。

• 夜蘭は雷電ナショナルにおいてもダメージ向上になる
• ローテーション時間短縮のため
• 夜蘭自身の個人ダメージ出力が行秋よりも高いため
• 香菱の元素エネルギー要求量に注意
• 行秋がいる場合と比べての耐久性の低下に注意

耐久面の懸念が一番大きく、雷電ナショナルにおいての夜蘭/行秋は「敵によって使い分け」というのが正しい感じがします。

胡桃の場合は鍾離のみで耐久面が足りていると思うので、個人的には夜蘭は胡桃と組ませる方が好きです。
(とはいえアビスx3に挑むなら行秋がいないと不足する)

次回はビルドガイドで紹介したような、現在考案されている編成（心海アタッカーの水単編成等)について試してみます。

「雷電/夜蘭/万葉/ベネット」は一回試してみた限りでは良いタイムが出ませんでしたが(画像左下、44秒)、複雑なローテーションを必要とするため練習が必要かもしれません。