【原神】胡桃のテクニック「PPスライド」「ダッシュのクールダウン」「コンボの比較」の紹介【攻略】

原神(Genshin_Impact)、あまり知られていないかもしれない、胡桃（フータオ）のダメージを向上させるテクニックを紹介します。

胡桃のテクニックについて

復刻ガチャが終了した今ちょっと時期違い感はありますが、KeqingMains.com(海外の原神攻略サイト)を見ていたらあまり知られてなさそうな胡桃のテクニックについて掲載されていたので紹介します。

元のガイドには聖遺物や武器比較についても詳しく掲載されていますが、このあたりは皆さん知っている通り、「火魔女/しめ縄4、護摩の杖、持ってないならそれなりのもの」という内容なので詳しくは載せません。

興味のある方は読みやすい英語で書かれているので、本家サイトのほうへどうぞ。

参考：KeqingMains.com、胡桃ガイドページ

胡桃のビルド(聖遺物,武器)について

広く知られている内容なので深くは言及しませんが、本家サイトに載っている簡易ガイド画像の和訳も掲載します。

胡桃の武器候補

護摩の杖がベストなのは周知の事実ですが、持っていない場合の候補は「匣中滅龍」「死闘の槍」あたりが良いそうです。

「匣中滅龍」はガチャを回していれば余りがちな武器なので嬉しいですね。

（画像は4火魔女、行秋と組み合わせた蒸発胡桃、7N1CJコンボの時の武器比較表。）

胡桃は護摩と1凸どっちが優先？

胡桃を1凸するか、モチーフ武器である護摩の杖で悩む方も多いと思いますが、護摩のほうがやや優先されるようです。（とはいえ、武器は他の武器の抱合せで復刻された時にハズレ枠で当たったりすることもあるので中々複雑）

上に掲載した武器表で見ると5凸匣中滅龍から護摩の杖へのダメージ上昇は18%です。

後の項に詳しく掲載していますが、無凸胡桃で実行するコンボ「8N2CJ+Burst」は105%、1凸胡桃で実行するコンボ「10N2CD+Burst」は120%で14%のダメージ向上なので、護摩のほうがやや優勢かなと思います。

また、育成が完了していれば1ローテで敵を倒せるので、無凸で「通常2>重撃>ダッシュキャンセル」のループをしても問題無いと思います。スタミナが切れる前に敵を全滅出来ているので。(螺旋12層のような敵が硬い場合を除く)

なので、今回の復刻まで無凸で運用してきた私としても護摩を推したいと思います。

胡桃の凸数の比較、おすすめ凸

本家サイトではココの項。

0凸から凸を進めた場合のDPS向上の量と、一つ前と比較したDPSの伸びについて比較されています。

これも巷で言われている通りですが、投資とのコスパで考えると1凸が狙い目と言って良いと思います。

ただ私は復刻が来るまで0凸で使っていましたし、螺旋12層も特に問題なく突破、突破出来ない時は胡桃の0凸が問題ではない事が多かったので無凸でも特に問題ないと思います。無凸でダッシュキャンセルしてもスタミナが切れる前に敵を全滅出来ている事の方が多いし。

凸数	前の凸からのDPS向上	0凸からのDPS向上
1	15% – 26%	21.5%
2	8.9%(4回発生) 6.2%(3回発生)	32.4%
3	8.03%	43%
4	0%	43%
5	1.84%	45.64%
6	100%(1ローテ) 20%(2ローテ)	191.28%(1ローテ) 75%(2ローテ)

(「ローテ」は「パーティ全体でのスキル回し」の意。6凸はCT60秒なので1週目のみ発生する）

元素熟知100を目指す

聖遺物のサブステータスの項では、100までの元素熟知はクリティカル関連のステータスより価値があると言っています。

胡桃の重撃はICD(元素付与CT)が0、通常攻撃とは独立してクールタイムが設定されているので蒸発反応を多数発生させられるためです。

この仕様のため行秋と組み合わせる蒸発タオでは元素熟知はある程度までは重要なステータスのようです。

ただし、元素熟知は盛れば盛るほど効果が減っていく仕様（だったはず）なので、100以上の元素熟知よりはクリティカル関連を伸ばすほうが良いとも記載されています。

胡桃の聖遺物は4火魔女or4しめ縄？

しめ縄実装時に私も計算しましたが、通常攻撃のみで計算するとしめ縄4のほうが火魔女4を上回る計算です。これは蒸発反応時でも、しめ縄4をのほうがダメージが上回っていました。

本家サイトの比較表によると、元素爆発をローテーションに含める場合の伸びはわずか3%、しめ縄の効果で元素エネルギーが減るので元素爆発が撃ちづらいことを考えるとやはり火魔女4に軍配が上がると思います。

実際、2021/12/01の螺旋12層にしめ縄4胡桃で挑んだ際はシールドの上からHPを削ってくるハウンド相手に元素爆発の回復が欲しいなと思いましたし、無敵もあるので利便性がかなり変わります。

実際の使用感では、火魔女なら2~3ローテに1度元素爆発を撃てている所を、しめ縄だと3~4ローテに1度、あるいは敵のオーブドロップ次第では一生撃てないこともありました。

しめ縄は絶縁セットと同時に掘れる旨味があるので（逆に火魔女秘境は片方のセットがハズレ）樹脂が少ない等、それなりの理由があるのならしめ縄4を持つのも悪くないと思います。

重撃モーションキャンセル

広く知られているテクニックではありますが、掲載します。

胡桃の重撃モーションはダメージ発生までが速く、ダメージが出た後の硬直が長いです。

この長い後硬直はジャンプ、もしくはダッシュでモーションを消せるので、「重撃＞ダッシュ」と入力してダメージ効率を上昇することができます。

(一部のキャラでは元素スキルや爆発でのキャンセルも有効。エウルアのN4>E>N4コンボとか。)

モーションキャンセルにはジャンプかダッシュが使われますが、ダッシュのほうが硬直が短くDPSが高まり、ジャンプは硬直が長い代わりにスタミナを消費しないのが強みです。

胡桃のテクニック、PPスライド(冥蝶スライド)

バフが切れる直前に放った重撃中に元素爆発を連打しておくと、効果時間終了後でもバフが載ったままの元素爆発が発動できるというテクニックです。

元素スキルのバフ「冥蝶の舞」は胡桃の通常攻撃、重撃中にバフ効果が途切れることがないため発生するメカニズムだそうです。

（PP=元素スキルバフの英語名「Paramita Papilio」の略称なので、日本的にいうと「冥蝶スライド」あたりが良さそう）

最後に放った重撃をモーションキャンセルしないことがコツです。

（この動画内でも最後の重撃後、モーションキャンセルを行わず元素爆発を発動しています。）

また胡桃の元素スキルのバフ「冥蝶の舞」は通常攻撃や重撃でヒットストップしたぶん、延長されます。なので、動画のように上手くキャンセルすることによって非常に長い時間バフ状態にいることが可能なようです。

（このヒットストップによるバフ延長は雷電の元素爆発中のコンボ「通常3回>重撃>通常3回>重撃>通常2回>重撃>通常1回>重撃」等のコンボを可能にしています。）

ダッシュのクールタイム

1凸胡桃は重撃にスタミナを消費しないため、1凸胡桃であれば「通常攻撃＞重撃＞ダッシュ＞通常攻撃…」のループを快適に行うことができます。

しかし、ダッシュには「二回連続でダッシュを行うと、短時間の間ダッシュに使用制限がかかる」という謎の仕様が存在するため、3回目の重撃はダッシュキャンセルできません。

「通常攻撃＞重撃＞ダッシュキャンセル＞通常…」という運用をする場合、3回目の重撃はジャンプでキャンセルするとDPSが向上します。

(動画の前半は3回目の重撃はダッシュキャンセル出来ない事の紹介と、後半は3回目の重撃をジャンプキャンセルする実践例)

胡桃のコンボ：通常1回と通常2回の比較

胡桃のコンボは「通常1回>重撃」もしくは「通常2回>重撃」コンボが良いとされています。(「N1C」や「N2C」と表記される。)

下の画像は本家サイトにある、それぞれのコンボの比較表です。

ダッシュキャンセルのほうがDPSが出ること、通常攻撃1回と通常2回ではほぼ差が無いことが分かります。

コンボのやりやすさを考えると「通常2>重撃>キャンセル」が一番ラクなので良いと思います。

(「6+Burst」のような表記は6回このコンボを実行した後、元素爆発を撃つという意味。ダッシュキャンセルで完璧にコンボを実行できれば、元素スキルのバフ中に12回のN1CDが出来、その場合は121%のDPS効率があると言っている。）

表記	意味
N1CJ	通常攻撃1回>重撃>ジャンプキャンセル
N2CJ	通常攻撃2回>重撃>ジャンプキャンセル
N1CD	通常攻撃1回>重撃>ダッシュキャンセル
N2CD	通常攻撃2回>重撃>ダッシュキャンセル

(一番下の「N1CD+9N2CD+N1C」は、N1CDを1回したあとに、N2CDを9回、最後にN1Cし、PPスライドを使って元素爆発をするという意味。また、「BowTae」「ITZ」はそれぞれこのガイドを執筆した方の名前。彼らが完璧にコンボを実行した場合の効率のことだと思われる）

139%の効率があるとされる、12回N2CD+元素爆発をするBowTae氏のコンボについては動画があります。

これだけ長くバフが持続するのは信じがたいですが、全部炎元素ダメージが出ているので実際に可能なコンボのようですね。恐ろしい。