







スレイザスパイア(Slay the Spire)、「圧縮ウォッチャー」なるデッキ構築法について解説しています。
決め打ち気味に無限ループに進むデッキですが、アセンション20+心臓で最高勝率を誇る構築法の一つです。
アセンション20+心臓向けのガイドですが、高アセンションで通用する戦法は低アセンションでも通用するので登頂中の方もどうぞ。
「圧縮ウォッチャー」は海外のスレスパ配信者、merl61氏により開発されたデッキ構築法です。
ゲーム早期から無限ループデッキへほぼ決め打ちのような形で向かう構築法です。
私が少し勉強して試してみたところそれなりの勝率(30ランで25%↑)が出せ面白かったので共有します。(プレイングを磨いたら勝率がもっと出るはず。merl氏は勝率90%以上あるプレイヤー。)
merl氏は現在、ウォッチャーのアセンション20+心臓連続討伐の世界記録(38連勝)を持っている人物です。
これはlifecoach氏の18連勝や、Maxxmaxx1氏の24連勝に並ぶトンデモ記録です。
lifecoach氏やMaxxmaxx氏はネオーのボーナスで「スターターレリックとボスレリック交換」を毎回していたのが特徴的ですが、merl61氏は無限ループへ向かうために変化や削除を好んで取得します。(もちろん選択肢次第ではボスレリック交換します)
「ボスレリック交換」の連勝記録のストップは「呪われた鐘」や「壊れた王冠」といった8%の下振れにより発生したもので、merl氏は「ボスレリック交換」しないほうがより勝てると主張しています。
最終的に目指す形は、下の動画のような無限ループです。
デッキトップを固定し「悪しきを恐れず」と「噴火+」の2枚で無限ループすることができます。
(圧縮ウォッチャーのACT4のプレイシーン。無音。3:30ごろから無限ループに入っている。)
ウォッチャーは「平静」のスタンス解除で2エナジー回復します。
1エナジーの「悪しきを恐れず」「内なる平穏」で「平静」スタンスに入り、1エナジーで憤怒に入れる「かんしゃく」「噴火+」で「憤怒」スタンスに入り、「猪突猛進」の効果で2枚ドローすることで無限ループします。(動画の無限ループ部分のしくみ)

心臓戦では死の鼓動対策をする必要(カードをプレイするたびダメージを受ける)があるので、無限ループデッキ向けの防御手段の確保も必要です。
(例:「不動心」「拒絶の掌」「そろばん」)

無限ループに入るためには可能な限りデッキ削除を進めたり、余分なカードを取らないことが重要です。
ウォッチャーは「憤怒」スタンスのダメージ二倍効果のために序中盤が非常に強く、序盤からあまりカードを増やさずともACT1ボス、エリート、雑魚敵の突破が容易です。(序盤の敵はHP50程度。噴火+ストライクx2~3で大抵のプールを倒せる)
また、無限ループが完成しなかった場合は普通のデッキに舵切りすることもできます。
ウォッチャーの無限ループに必要なカードは普通に使っても強いカードが多いためです。
そのため、ウォッチャーは安定して無限ループデッキに向かいやすいです。
圧縮ウォッチャーの発案者によるカードティアリストです。

2021/12/20の配信では、今までのランを振り返りカードティアリストを作っていました。
決め打ち気味にループに行きますが、どうしてもループに行けない時はあるので「スネッコ」用や「ループに行かない時」「”神聖”軸デッキ」になる時のように、状況分けされてあります。
配信録画(3ヶ月程度で消える)では、英語で解説しながらこのリストを生成している過程が見られるので解説が聞きたい方は配信録画へ。
氏のプレイの観察や自分でプレイしてみた感じ、以下のようなことを意識してプレイすると良さそうです。
以下の項で紹介したカード以外はほとんど取ることが有りません。慣れないうちは表に無いカードは全部無視して問題ないほどです。
「猪突猛進」が必須。
平静カードが1枚必須。(「悪しきを恐れず」「内なる平穏」のうちどちらか一枚。二枚ともあっても良い。「悪しき→内なる平穏」でドローできるので。)
憤怒カードは初期デッキの「噴火+」で足りますが、「かんしゃく」があるとデッキがループに入るまでが速くなるので見かけたら一枚拾います。


序盤(ACT1~ACT2中盤まで)を補うカード達です。基本的にACT1中に1~4枚ピックされます。
デッキに無限ループのパーツが全て揃うまで、これらのカードの力を借りて切り抜けます。
漏れがあるかもしれませんが、このリストに乗っている以外のカードを取ることはほぼ有りません。

戦闘が開始してから「パワーを唱えて、不要なカードを破棄して、無限ループが完成する」までを繋いでくれるカード。
ループに必須ではありませんし、ショップでこれらを見かけても買うわけではありませんが道中で落ちると嬉しいです。ちなみにこれ以外のレアカードはほとんどピックしません。
これらのカードを強化するのはACT2からで良いです。(ACT1では打点カードの強化が優先)

最初のネオーのボーナスで変化/削除する場合は(2枚の場合でも、2枚とも)「防御」を変化/削除します。
これは、「ダメージが2倍になるウォッチャーの特性」「ACT1で遭遇する敵のHPが50点程度なので短期決着を付けたほうが安定する」「ACT1のエリートは短期決戦を付けるべき相手が多い」ことに起因します。
しかし、道中の削除は状況次第で決めたほうが良いです。
ACT1ボスがガーディアンなら「ストライク」から、そうでないなら「防御」から削除します。
(ガーディアン戦は長期戦になり、防御の割合を高める必要がある。逆にヘクサゴースト、スライムは基本的にダメージレース)
ACT2に入ってからは圧縮ウォッチャーは初速の遅さが問題なので、基本は「ストライク」から消して良いと思います。
しかしACT2に入ってからの削除も、レリック「扇子」や「オリハルコン」等を所持している場合は考慮の余地があるので状況次第で決めてみてください。
一般的な考え方として、無限ループデッキはタイムイーターや心臓戦に弱いとされています。
心臓戦に関しては、「不動心」「拒絶の掌」「そろばん」のうちどれか一つがあればループごとの防御がプラスになるので足ります。
(死の鼓動はカード毎に2ダメージ。「不動心」はカードごとに4ブロック入るので収支プラス(4×2-2×2=4)。「拒絶の掌+」は2ブロックプラス(「噴火+悪しきを恐れず」の場合、3×2-2×2=2)。「拒絶の掌+内なる平穏+噴火」の場合のみブロックマイナスになる。)

心臓は1ターン目のデバフのついでに、デッキの“山札に”状態異常を5枚埋め込んできます。
「走り書き」等を使って1ターン目にデッキを全てめくるようなプレイをすると、デッキの山札が状態異常で埋まるため、2ターン目に状態異常5枚全て引き込みます。
その場合何もできず、57点、もしくは45点をノーガードで受けてしまいます。
60点以上のHPを残せない場合、加速ポーションや瓶詰めの妖精のようなポーションで対策したり、1ターン目に山札をめくりきらない等、それなりの対策が必要です。
タイムイーター戦の場合、カード制限があるので状況が変わります。
ざっくり言うとダメージレースになります。
タイムイーター戦は相手の筋力が一生伸び続けるので相手のHPを削り切るのが先か、相手の筋力が伸びすぎてブロックが間に合わなくなるかの勝負です。
「噴火+悪しきを恐れず」の場合は打点が足りることが多いです。
しかし、「噴火+内なる平穏」の場合は打点が足りず間に合いません。
タイムイーター戦に関しては「「悪しきを恐れず」がある場合はそのまま進む、「内なる平穏」の場合は道中で対策を探す必要がある」と覚えておくと良いでしょう。

「聖別」のような0コストアタックがあり「猪突猛進」が2枚以上ある場合、「噴火>聖別>内なる平静>噴火>聖別…」のようにループし、打点を足すことができます。
手裏剣やヴァジュラ等レリックに恵まれている場合はなんとかなりますが、そうでない場合は複製ポーションで不動心等のブロックを増やして対応したり、ループせずにプレイしたりと工夫が必要になります。
また「関節破壊」等の弱体化でも打点を伸ばすことができます。
ACT2エリート「スレイバーズ」、ACT3エリート「ネメシス」はデッキに状態異常を混ぜてくる関係上、デッキ枚数の少ないウォッチャーではとても辛いです。
無限ループデッキはレリック依存度が低く、圧縮ウォッチャーに必要なコンボパーツはアンコモンレアリティ、雑魚敵とエリートではアンコモンカードのドロップ率が変わらない(はず)ので、そもそもの対策としてACT2,3ではなるべくエリートを踏まないようにするのが良いです。
それでも交戦する必要がある場合は、「スレイバーズ」「ネメシス」相手は特に考えてプレイする必要があります。
ACT2エリート「スレイバーズ」は状態異常を混ぜてくる真ん中(赤い人)から倒しましょう。ポーションを持っている場合は2個とも吐いて良いぐらいです。
ACT3エリート「ネメシス」は最初のターンで倒さないと1ターン目か2ターン目に大抵火傷を混ぜてくるので死にます。これもポーションを2個とも吐いて対応します。
普通のウォッチャーをやっている方は趣向を変えて圧縮ウォッチャーもいかがでしょうか。
「やるべきこと」が分かりやすく、考えるべきことも(他のキャラ、普通のウォッチャーと比べて)少ないので圧縮ウォッチャーはアセンション20の入門にも良いと思います。
ウォッチャー歴の浅い私が普通にウォッチャーをやっても10%ぐらいしか勝率が出ませんが、この方法に従ったら一日目で25%出ました(怪しい情報教材みたいな謳い文句だが。)
圧縮を目指してプレイすることで普段気づかないような事にも気づけますし、私はめちゃくちゃ大きな学びを得(た気がし)ました。