原神(げんしん)、Ver2.8で復刻される★5キャラクター「楓原万葉」「クレー」「宵宮」の性能解説とチーム編成、DPS等です。
2.8復刻スケジュール
Ver2.8では以下の3キャラの復刻(と新規★4キャラ登場)が告知されています。
キャラ | |
---|---|
2.8前半 | クレー 楓原万葉 鹿野院平蔵(★4) |
2.8後半 | 宵宮 |
今回は、この復刻★5キャラ3人についての環境での評価/性能等をなるべく簡潔にまとめました。
ガチャを引くかどうか等の参考になれば幸いです。
2.8復刻キャラの個人的評価
正直なところでは、万葉がぶっちぎりで確保の優先度が高いです。
探索/戦闘ともに非常に優秀なキャラクターのためです。
宵宮、クレーについては現環境では苦しい立ち位置にいます。
他のメインアタッカーを既に所持している場合は微妙な選択肢かもしれません。
- 楓原万葉
- 宵宮
- クレー
とはいえ、現状の原神はどんなキャラクターでも最高難易度のコンテンツである螺旋12層のクリアが可能なようにデザインされているので、デザインやキャラクター自体が好きな方は迷わず好きなキャラを引いて良いと思います。
以下、それぞれのキャラクターの優れている点(差別化されている点)や、編成例、編成DPS等を挙げていきます。
楓原万葉の個人的評価
楓原万葉はサブアタッカー/バッファーで、一般的にも非常に高い評価を受けているキャラクターです。
戦闘面/探索面ともに優秀で、探索面での利便性向上が凄まじく、私の環境では初見のマップを探索する際のスタメンです。
アブアタッカー/バッファーの役割のキャラクターはリリースされづらい傾向にあるので、世代交代の心配性も比較的少ないでしょう。
- 最高峰の探索性能(スキルによる上下機動,集敵,アイテムも吸い込む)
- チーム全員への属性ダメージバフ
- 翠緑4セットを所持できる
最高峰の探索性能
万葉は元素スキルによって敵やアイテムを集めたり、崖を強引に登ったり、風の翼の高度を稼ぐことが出来ます。
崖登り
万葉のスキルは使用後、急上昇します。
特に空中でスキルを使える点が探索では非常に強力で、スタミナ消費0で崖登りができます。
今後も高低差のあるマップはリリースされるでしょうし、探索面での性能のインフレが進まない限り、万葉が最高峰のキャラクターでしょう。
モブハント
万葉のスキルは拡散反応でかなりの瞬間火力が出るので、小~中型のmobグループ相手では、以下のgifのように一瞬で殲滅することが出来ます。
万葉はスキルによって敵とアイテムが集まるので、倒した後のアイテム回収も楽です。
楓原万葉の編成例
万葉は拡散反応を起こすことで属性ダメージバフを配れる特性上、同元素のキャラが二人以上入った編成で運用するのが主流です。
現状では万葉は様々な編成でベストメンバーになっており、ここに列挙しきれないほどの編成があります。
心海水単(mono-hydro)
新しめの編成で、DPSに優れる水元素キャラクター3人に同時に万葉バフを配る編成です。
心海の枠はタルタリヤや綾人でも良いですが、水共鳴効果やヒーラー不在問題のため心海がベストメンバーです。
gcsimによる計算によると、この編成のDPSは53000程度とされています。
雷電ハイパー
雷電将軍をベネット/九条裟羅/万葉でこれでもかというほどバフする編成です。
裟羅で雷元素付着させ、万葉で拡散し属性バフを雷電に渡します。
gcsimによる計算によると、この編成のDPSは49000程度とされています。
九条裟羅を八重に置き換えたバリエーション(“raikou”と呼ばれる)も存在し、こちらは八重の元素爆発の範囲攻撃/大ダメージを万葉の集敵で活かす形になっています。
タル香菱
万葉で炎/水元素の2元素に属性バフを配り、タルタリヤ側で水元素付着し、香菱に蒸発させてダメージを出す編成です。
gcsim上での計算結果では、「タルタリヤ/万葉/ベネット/香菱」の編成DPSは40000程度とされています。
どちらかというとこの編成のダメージソースは蒸発反応なので、6凸スクロースと置き換えた編成とチームDPSはあまり変わらないようです。
ウェンティ vs 楓原万葉
翠緑4セット持ち、集敵性能持ち、上下機動持ちと似ている点の多いウェンティですが、一般的に万葉のほうが良いキャラクターです。
- スキルで集敵できる(ウェンティは爆発で集敵)
- チームダメージ単位ではバフを配れる万葉が勝る
- 空中でも上下機動スキルを発動できる
- 集敵範囲/吸引性能が高い(特定の秘境/螺旋では万葉では吸引範囲/性能が足りない)
- 敵を一箇所に集め続けることができる(甘雨/綾人/アルベド/綾華/クレー等と相性が良い)
特に探索面では元素エネルギーが溜まっていないと集敵出来ないウェンティと比較すると、万葉はスキルで集敵することができます。
また、万葉は空中でスキルを発動できるために移動面の利便性も万葉が勝っています。
ウェンティの利点は元素爆発による集敵範囲が広い/吸引性能が高いことで、敵が多いタイプの螺旋/秘境では、万葉よりウェンティのほうが討伐速度が出たり快適なことがあります。
また、神里綾華/綾人や甘雨と組ませる際は、彼らの元素爆発の仕様上、一箇所に敵を集め続けられるウェンティのほうが扱いやすい場合があります。
チームDPSはどれぐらい変わる?
gcsimでの計算結果によると、万葉 > ウェンティでは3000~9000程度のチームDPSの差が出ます。
この差は最適な★4武器からモチーフ武器に持ち替えたり、キャラクターの凸1~2個分程度の差です。
上記した通り、吸引性能という机上の計算では表せない利便性の差があるので、ウェンティ/万葉問題は敵によって使い分けです。
クレーの個人的評価
クレーは炎元素メインアタッカーです。
リリースが多く、熾烈な枠争いが繰り広げられているメインアタッカーという役割のキャラクターのため、実装時期が古い(Ver1.0)クレーは性能面では今の環境では苦しい立ち位置にいます。
- 通常攻撃/重撃に特殊な属性が設定されており、岩元素シールド/創造物に対するダメージが高い
- チーム全員へ元素エネルギーを配れる数少ないキャラ
- 防御ダウン効果を持つ希少なキャラ(凸効果)
- 法器キャラなので武器が安い(流浪楽章が実質★5武器)
鈍器属性
クレーの通常攻撃/重撃には特殊な属性が設定されており、岩元素シールドや岩元素創造物、鉱石へのダメージが大剣相当に高く設定されています。
現状では岩元素シールドや創造物が厄介になるボスや秘境/敵は思い浮かびませんが、将来的にはクレーのこの特性が役立つ時が来るかもしれません。
クレーの編成例
クレーはどちらかというと手数タイプのキャラのため、属性バフ/攻撃力バフを生かした編成が得意です。
炎単色編成
炎単色編成です。
この編成はクレーの編成の中で一番強い編成と言われており、”mono-pyro”とか、”可莉三火”という名称で知られています。
「クレー/万葉/ベネット/香菱」はgcsim上での計算で、48000DPSを持つとされています。
ベネット、香菱、万葉ともに炎元素ダメージバフを持っており、相互にバフします。
また、クレーはチームに元素エネルギーを配ることができるため、元素エネルギー問題を抱える香菱、万葉のエネルギー問題を緩和することが出来ます。
クレーはローテーション毎に4~6回程度の重撃を発動するため、チーム全体のエネルギーを一人当たり6程度回復できます。
クレーの重撃が会心を発生すると、チーム全員の元素エネルギーが2回復する。
常在天賦2・無限花火
今では雷電将軍に役割を食われていますが、Ver1.0系列では元素エネルギー回復は唯一の性能でした。
蒸発編成
クレーのスキル/元素爆発は小型の爆弾を多数召喚するため、一撃あたりのダメージ倍率が重視される蒸発メインの編成にはやや不向きです。
しかし、他の炎元素キャラクターほど適正はありませんが、重撃自体のダメージ倍率は高いため蒸発編成は悪くない選択肢です。
「クレー/ベネット/夜蘭/行秋」はgcsim上での計算で、46000DPSを持つとされています。
煙緋 vs クレー
gcsimによる計算によると、「クレー(0凸)/ベネット/行秋/夜蘭」と「煙緋(6凸)/ベネット/行秋/夜蘭」の編成DPSの比較では、6凸煙緋に軍配が上がっており、蒸発編成におけるクレーはあまり適正の無いキャラクターであることがわかります。
宵宮の個人的評価
炎元素アタッカーには胡桃という強力すぎるライバルがいるため、現環境では厳しい立ち位置にいる宵宮ですが、「通常攻撃でダメージを出す弓キャラ」という点がニッチな需要を満たす場合があります。
宵宮は難しいコンボやダッシュキャンセルのような操作が存在しないため、操作が簡単な点も魅力かもしれません。
- 簡単な操作でダメージが出せる
- 遠距離からダメージが出せる
- “弓”+”通常攻撃”でダメージを出すキャラの中では最高峰
特定のボスが大得意
宵宮は通常攻撃を使う数少ない弓アタッカーなので、特定の敵の相手が非常に得意です。
特に黄金王獣戦では、鍾離の柱の上に乗せて高度を稼ぐことで通常攻撃連打のみで快適にボスを討伐することができます。
(近接キャラでは敵が降りてくるのを待つ必要があったり、弓重撃では攻撃が追尾しない)
こういったボスが今後実装されるかは分かりませんが、宵宮には通常攻撃・弓アタッカーという点で、ニッチな需要があります。
また、水辺に湧きやすく近接キャラでの討伐が困難な「フライム」狩りで活躍します。
宵宮の編成例
宵宮は一般的な炎元素キャラと同じように、蒸発/過負荷編成のメインアタッカーとして組み込まれます。
蒸発宵宮
一番メジャーであろう宵宮の編成です。
「宵宮+夜蘭or行秋」の蒸発編成を核に、好きなようにチューニングして下さい。
gcsim側の計算結果では「宵宮/夜蘭/行秋/ベネット」が58000DPSとされています。
宵宮は3ヒットの元素付着CD(ICD)を持っているため、通常攻撃の1/3/5段目で元素反応を発生することができます。
特に通常攻撃5段目の倍率は178%と非常に高い倍率になっており、なるべく攻撃を中断されずに殴り続ける必要があります。
そのために、宵宮には中断耐性やバリアが必要です。
過負荷宵宮
手数タイプのキャラクターと相性の良い北斗と組ませるタイプの編成です。
北斗は元素エネルギー問題でフィッシュルと組まれることが多く、最後の1枠が自由枠です。
編成DPSはgcsim側の計算で、「宵宮/北斗/フィッシュル/行秋」が39000DPSとされています。
まとめ
長々語ってきましたが、まとめるとこんな感じです。
世間の評判と同じように万葉はやはり強く、個人的には探索面での利便性が凄まじい点がオススメです。
宵宮/クレーについては世代交代の激しいアタッカーという役割のため性能面では微妙で、キャラデザインや関西弁に思わず妖怪アンテナが反応してしまった場合、関西弁モノのASMR音声を聴いて気を静めると良いかもしれません。(私はその後宵宮を引きました)
万葉/宵宮は個人的に使い込んでいるキャラクターなので、凸比較やビルドガイド等作るかもしれません。
コメント
コメント一覧 (11件)
でも男キャラは引きたくないからスルーです
じゃあ黙ってろよ
万葉は3元素反応で逝くからまあ売り逃げですね
草元素を拡散できなかったり、水草反応のキノコ集めて自爆しそうだし
戦闘面では稲妻までのキャラや敵用になりそう
スクロースと万葉の比較もお願いします
どのキャラも好きなんだけどタイミングがなぁ
3.0キャラの性能しだい
胡桃も宵宮も愛用してますが、胡桃は敵を追いかける必要があり動き回るボスや雑魚が散っている状況だと宵宮のほうが使い勝手がよくクリアも早い実感があります。
重撃ループによってスタミナ枯渇状態なのもそういった事情に拍車をかけているかと。
が、その辺を夜蘭がだいぶ補いやがりましたので脳死できる、気持ちいい、おっぱいが大きい以外に宵宮の利点がもはや出てこない…
綾華推しだったから万葉の復刻待ち望んでたけど草神に脳破壊されたのでスルー
流石に引っ張り過ぎた
3元素反応のソースってどこ。なんかリーカーがそのツイート消してるけど
至極妥当な結果過ぎてコメントに困る
余程アホじゃなきゃ万葉引けって感じ
マジそれ