原神(げんしん)、ディルックのビルド例、雷のような怒りディルックの紹介と編成例です。
雷のような怒りセットとディルックの相性
過負荷、感電、超電導反応によるダメージ+40%。
雷のような怒り4セット効果
それらの元素反応を起こすと、元素スキルのクールタイム-1秒。
0.8秒毎に最大1回のみ発動可能。
ディルックのスキルは以下のような特性を持っています。
- スキル一回ごとに元素付着が可能(ICDが存在しない)
- スキルクールタイムが比較的短い(10秒)
雷のような怒り4セットを持つことでクールタイムを完全に解消することが出来るため、以下のようにコンボできます。
スキル(1) > 爆発 > 通常1段 > スキル(2) > 通常2段 > スキル(3) > 通常2段(ここでクールタイム0秒)
> スキル(1) > 通常1段 > スキル(2) > 通常1段 > スキル(3) > 通常1段
(英語圏的表現:E1 > Q > N1 > E2 > N2 > E3 > N2 > E1 > N1 > E2 > N1 > E3 > N1)
気になったので調べてきましたが、普通のディルックは以下のようなコンボが最適とされているようです。
爆発 > 通常1段 > スキル1 > 通常2段 > スキル2 > 通常2段 > スキル3 > 通常4段
KQMのディルックガイドより
動画
実際にスキルクールタイムを解消できています。
(検証のための撮影なので武器を外しています。)
雷のような怒りディルックの編成例
「ディルック/フィッシュル/行秋/ベネット」
フィッシュルのみで十分に過負荷反応のための雷元素を付着できます。
行秋で水元素付着して過負荷蒸発(overvape)を発生させる型の編成が可能です。
ディルックはスキルによる優秀な元素付着のため、1ローテーション中に8回の過負荷,10回の蒸発反応を発生できる計算になります。
行秋 スキル > 爆発
ベネット 通常1 > スキル > 爆発
フィッシュル 通常1 > スキル(爆発)
ディルック 前述したコンボ(E1 Q N1 E2 N2 E3 N2 E1 N1 E2 N1 E3 N1)
約20秒のローテーションです。
ディルック … 100%
フィッシュル … 106%
行秋(西風武器) … 196%
ベネット … 176%
行秋に西風武器を持たせない場合、103%/121%/237%/197%になります。
編成DPSの計測
gcsimを利用して編成DPSを計測しました。
単体DPS:30308
今回は以下のようにビルドしました。
完全熟知特化のディルックも試してみましたが、会心関連にビルドしたほうがダメージが出るようです。
聖遺物 | 武器 | メインステータス | |
---|---|---|---|
ディルック | 雷のような怒り4 | 雨裁 | 攻撃力%/炎元素ダメージ/会心率 |
フィッシュル | 怒り2しめ縄2 | 絶弦 | 攻撃力%/雷元素ダメージ/会心率 |
行秋 | 絶縁4 | 西風剣 | 攻撃力%/水元素ダメージ/会心率 |
ベネット | 旧貴族4 | ダークアレイの閃光 | 元素チャージ効率/炎元素ダメージ/会心率 |
武器や聖遺物セットの選定が最適でない可能性があるので研究すれば1000~2000程度DPSが増えるかもしれませんが、大幅な編成DPSの伸びは無いでしょう。
(実質★5武器として有名な紀行大剣では雨裁よりDPSが落ちる計算でした。)
他の編成との比較
他の編成とのDPS比較です。
ディルックの編成としては悪くないダメージ、ゲーム全体で見ると正直微妙という感じです。
蒸発過負荷編成との比較
同じような蒸発過負荷編成では「フィッシュル/ベネット/香菱/行秋」の編成DPSが58000程度です。
ディルックの編成の比較
融解ディルックが37500DPS、普通の蒸発ディルックが32000DPSという計算結果が共有されています。
まとめ・あとがき
- 雷のような怒り4セットを使うとディルックが6回スキルを撃てる!!
今回の雷のような怒りディルックでは30000DPSだったので、机上の話では蒸発ディルック(32000DPS)と同程度のポテンシャルと言えます。
個人的な意見では螺旋12層の突破に最低限必要なDPSは30000なので、ギリギリのDPSラインは満たしていると言えるかもしれません。
一方で、雷のような怒りディルックは全てのスキルと通常攻撃が命中する必要があります。
(ヒットしないとクールタイムが解消されない)
実際の戦闘ではローテーションが崩れやすく実用性は微妙なところと言えるでしょう。
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