原神(げんしん)の海外のキャラランキング、ティアリスト、編成リストを探している方向けの紹介です。
人気の高いティアリストを中国圏/英語圏のものから一つづつ紹介しています。
ティナリ、コレイ、ドリー、草旅人を追加したVer3.0対応版です。
Ver3.0版、中国語圏のティアリスト
キャラクターの役割表記は以下のようになっています。
- 主C … メインアタッカー
- 副C … サブアタッカー
- 増益補助 … サポート(バフ/デバフ)。攻撃的な補助。
- 生存補助 … サポート(回復やシールド)。防御的な補助。
※ 過去のバージョンでは「左上ほど強い」の表記がありましたが、最近のバージョンでは表記が消えています。
元リストに付随している注意事項の項です。
- 命ノ星座、採用するチーム、戦闘環境によって評価が変動する
- キャラの評価は天賦、聖遺物、武器を最適なものにした場合の評価
- ★5キャラの評価は低凸での評価としており、一部キャラは高凸で大きく強さが変動する場合がある
- 風元素キャラクターは翠緑4セット(耐性ダウン)を装備している前提
- 一部の草元素キャラはバフ能力も持っている
新規キャラ評価
原文にある各キャラクターの評価をざっくり翻訳しています。
ティナリ
新規草キャラ、ティナリ、メインアタッカー、サブアタッカーTier1
6凸甘雨の体験版。
このキャラの核となるのは、元素スキル使用後の重撃のチャージ時間短縮効果です。
草元素付着能力は普通ですが、クールタイムが短くローテーションが詰まらない。
また、元素爆発のダメージ出力も高いです。
通常、サブアタッカーとして使用されます。
現バージョンの草元素キャラ3人の中で最もダメージが高い。
コレイ
新規草元素キャラ、コレイ、サブアタッカーTier4(0凸)、サポートTier1(4凸)
ダメージ出力は一般的ですが、元素爆発は優れた裏からの草元素付着能力があり、4凸効果でチームに元素熟知を配ることが出来ます。
コレイを使用する際は、高い元素エネルギー要求を満たすことに注意する必要があり、高い元素チャージ効率でサポートする必要がある。
ドリー
新規雷元素キャラ、ドリー、サポートTier1
元素爆発でヒールが可能な雷元素キャラ。
ヒール中にはフィールド上のキャラクターの元素エネルギーを回復させることができるが、ドリー自身のダメージ出力は非常に小さい。
元素エネルギー要求量が非常に多く、武器や聖遺物を選ぶ際は、より多くの元素エネルギーを獲得できるようにする必要がある。
草旅人
新規草元素キャラ、草旅人、サポートTier2
コレイと同じく、元素爆発は裏から草元素ダメージを出すスキルです。
これに加え、草旅人はフィールド上のキャラクターに元素熟知を配ることが出来る。
また、6凸では元素ダメージバフも持っています。
しかし、Ver3.0現在では6凸することが出来ません。
そして、草旅人の元素エネルギー必要量は高いです。
現バージョンで実装されている3人の草キャラの一人として、プレイすることは可能です。
位置変動
多くの既存雷キャラクターの評価が上昇しているようです。
- 刻晴(メインアタッカー)をTier2まで上昇
- 久岐忍をTier1に上昇
- 八重、フィッシュル、北斗(サブアタッカー)をTier1に上昇
- 久岐忍(サポート)をTier1に上昇
- 九条裟羅(サブアタッカー)をTier2に下降
- 万葉(サブアタッカー)をTier2に下降
- 鍾離(サブアタッカー)をTier2に下降
- ウェンティ(サブアタッカー)をTier2に下降
- 甘雨(メインアタッカー)をTier1に下降
- 魈をTier2に下降
- 凝光、ノエル(メインアタッカー)をTier3に下降
- スクロースのメインアタッカー適正を除去
- フィッシュルのメインアタッカー適正を除去
- 鹿野院平蔵をリストから除去
Ver3.0版、英語圏のティアリスト
Genshin.ggはサービス初期から存在している英語圏の攻略サイトで、キャラクターのビルド例、編成例、ティアリストを紹介しています。
- Main DPS … メインアタッカー
- Sub DPS … サブアタッカー
- Utility … サポート
このリストはアルファベット順でキャラクターが並んでいるので、”左のキャラのほうが強い”的なものは無いようです。
また、こちらのサイトではドリーについてはまだ掲載されていませんでした。
海外の最強編成リスト
genshin.ggでは以下のチームを環境トップの編成としています。(順不同、全て同じぐらい強いとしている)
このリストはVer2.8から変動はありませんでした。
gcsim(シミュレーター)の計算結果集
gcsimは英語圏のダメージ計算機です。
入力された条件を元に、100回以上のシミュレーションを行います。
モーション値や元素付着強度等が入力されているため、パーティ編成単位でのDPSを試算することができます。
現在、ベータ版として一般公開されています。
9/10現在ではVer3.0に対応していませんが、Ver2.8までのキャラクターは対応しています。
計算結果はデータベースに共有することが出来、画像のようにパーティDPSを一覧できるページが用意されています。
計算上、理論上の結果であること等に注意が必要ですが(現実的には厳しいローテーション等もある)、概算的な編成DPS表として利用できるかもしれません。
参考(計算結果一覧表):https://www.gcsim.app/db
あとがき、感想
私の側では主にスプレッドシートでのチームDPS試算や個人ダメージ試算も見ていますが、現実世界で計算通りの結果が出せるか等を加味すると、概ねリストの評価は同意できる内容でした。
ちなみに、凸数がキャラクターによって異なる問題等については、こちらで考察してみたので気になった方はどうぞ。
参考:なぜ推奨凸がキャラで異なるのか?例のティアリスト解説
追加された草元素キャラについても大体この通りの評価で、現状ではコレイ、草旅人は、個人ダメージ出力ではイマイチですが、激化を発生させて雷元素キャラをバフするためのキャラとしての運用が主なようです。
ティナリについては草元素、激化メインアタッカーとして実装されていますが、現状ではサポートキャラが不足しているためTier1止まりのようで、今後の草元素キャラクター等の登場で評価を上げるかもしれません。
個人的には単体ダメージであり、狙い撃ちが必要な点(快適性が不足)がやや苦しいかなと思います。
その他では、激化反応によって雷元素キャラの評価が全体的に1段階ぐらい上がっています。(八重、北斗、忍、もしかしたら雷旅人とリサも)
計算等を見るとこれも概ね同意できる内容で、激化反応については草と雷で殴るだけ!という簡単な条件のため、現実でも理論値に近いダメージが出るはずです。
とはいえ、激化パーティの編成DPSは今までのメタ編成に追いつく程度なので、環境が激化環境に大きく傾いた訳ではなく、螺旋等の高難易度コンテンツで使える編成の幅が増えただけと捉えるのが良いと思います。
複雑な元素付着手順を必要とする開花、列開花、超開花については現状では研究があまり進んでおらず、適正のあるキャラクターも少ないので、開花パーティや関連キャラの評価については今後に期待といった感じでしょう。
ドリーの元素エネルギーを配る性能ですが、計算上ではフィッシュルと同程度で、キャラクターに最適なバッテリーキャラには劣る性能でした。
(キャラクターに最適なバッテリー = 例えば魈にとってのジン)
ドリーについては「雷元素/ヒーラー/元素エネルギー」というニッチな要素をどれだけ活かせるかが鍵になりますが、現状ではエウルアの編成幅を広げるためのキャラになっているかなと思います。
例えば「エウルア/ロサリア/ドリー/夜蘭」のような編成ではドリーのヒーラー/雷元素付着、エネルギー配布という特性をフルで活かせることになりますが、それ以外にドリーが合いそうな編成は私には思いつきませんでした。
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